礼先生の おすすめ美食同源
秋も深まり、ますます空気も乾燥してきましたね。 外では冷たい空気にさらされ、室内では暖房の効いた乾燥した部屋で過ごすと、それだけで知らず知らずのうちに肌には負担がかかっているもの。 肌が固くなったり、血行が悪くなって乾いてしぼんだようになったりするのも、この季節に起こりやすいトラブルです。 秋と関連深い臓器は「肺」。 肺は呼吸器系統(鼻、喉、気管支)と「肌」を司り、秋の空気の乾燥に最も弱い臓器とされています。そしてこの乾燥で「肺」が弱ると、鼻の穴の中がパリパリになり、喉がイガイガするだけでなく、お肌も潤いを失い乾いてしまう、という仕組みになっています。 「肺」を潤す食品はズバリ「白い食材」。 豆腐、豆乳、白ネギ、大根、山芋、レンコン、白きくらげ、梨などがこの季節、特に体が喜ぶ食材です。体液を増やして内側から直接潤いを増やします。身近な食材が多いので、毎日手を変え品を変えて食卓に登場させましょう。 これからどんどん加速する空気の乾燥からお肌を守るには、スキンケアでの保湿だけでなく、内側から「肺」を潤して徹底的に乾燥から守りましょう!呼吸器系統も丈夫になるので、風邪も引きにくくなりますよ。